【必須栄養素】不飽和脂肪酸とは?

オリーブ油

脂肪酸は、飽和脂肪酸と、不飽和脂肪酸に大別されます。 飽和脂肪酸は、一般に固形で乳製品や肉などの動物性脂肪に多く含まれています。パルミチン酸、ステアリン酸などがあります。不飽和脂肪酸は、常温では液状で、植物油に多く含まれおり、オレイン酸、リノール酸、α-リノレン酸などがあります。

リノール酸やα-リノレン酸は、人間の体内でつくることができないため必須脂肪酸と呼ばれています。脂肪酸は、エネルギー源として役目を果たすほか、身体の各種細胞膜の大切な構成成分です。

必須脂肪酸は、特に子どもの発育に大切です!新陳代謝の活発な成長期の子どもは特に細胞の機能を正常に保つ必須脂肪酸の摂取が大切です。

必須脂肪酸をたっぷり含んだ植物油を、お子様の健康管理にお役立てください。

不飽和脂肪酸の比較

α-リノレン酸 -オメガ3-

体内で合成できない!

血中中性脂肪を下げる作用があると言われています。

多く含まれる食用油:

アマニ油、エゴマ油

リノール酸 -オメガ6-

体内で合成できない!

からだの組織が正常に機能する上で欠かせません。また、血中コレステロールを上げにくいといわれています。

多く含まれる食用油:

ぶどう油(グレープシード)、コーン油、綿実油、大豆油

パルミトレイン酸 -オメガ7-

血中中性脂肪を下げる働きがあるといわれ、酸化安定性がよいとされています。

多く含まれる食用油:

マカダミアナッツオイル、アボカドオイル

オレイン酸 -オメガ9-

LDL(悪玉)コレステロールを上げにくいといわれています。

多く含まれる食用油:

べに花油(ハイオレイック)、オリーブオイル、キャノーラ油(なたね油)、米油

-オメガ3-を効率よく取れます

-オメガ3–オメガ6-をバランスよく取れます

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